平成30年度第二種電気主任技術者試験の自己採点(2)-機械・制御
平成30年度第二種電気主任技術者試験の自己採点の機械・制御編です。
今回も実際の解答とともに振り返ります。
平成30年の第二種試験(機械・制御)の内容は以下のとおりです。
(太線◯付きが、実際に選択した問題です。)
◯問1[論述] 誘導電動機の始動
問2[計算] 同期発電機
問3[計算] パワエレ
◯問4[計算] 自動制御
※1問あたり30点満点の配点で計算してみたいと思います。
★問1[論述] 誘導電動機の始動 [20/30]
(1)1.系統のインピーダンスによる電圧降下で機器動作に影響を及ぼす可能性がある。
2.ブレーカーがトリップする可能性がある。
(2)スター結線からデルタ結線に変えると線電流を1/3にすることができる。
(3)1.トルクが減少するため、始動時間が長くなる。
2.
(4)1.始動時間を調整することができる。
2.突入電流を抑えることができる。
機械・制御に論述が出題されてびっくりしたものの、なんとか知ってる内容だったのでそれなりに解答書けました。
(2)は式とか図とか書いていたらよくわからなくなって、とりあえず記述して放置。
(3)はあとで書こうと思っていたら忘れてしまった。。。凡ミス。
配点は2つあげよは完答8点、(2)は6点として、
(1):8点、(2):0点、(3)4点、(4)8点 で20点。
★問4[計算] 自動制御 [18/30]
(1)Kp:比例要素
TI:むだ時間
(2)Kp=10、TI=0.1のとき、C(s)は
C(s)=10✕(1+1/0.1s)
ゲインgは
g=20Log[C(jω)]=20Log[10✕(1+1/0.1jω)]
=20+20Log[1+1/0.1jω]
よって図示(何故かここで、20+10Log[1+1/0.01jω]の図を書いてしまう。)
(3)E(s)/D(s)を求める。(略)
(4)(3)の分母は
s^2+(Kp+1)s/4+Kp/4TI
であるから、2次遅れの式s^2+2ωnζs+ωn^2と比較して、
(Kp+1)/4=2✕5✕0.7、Kp/4TI=5^2
よって、Kp=27、TI=0.27
(5)式変形でY(s)/R(s)=F(s)に持っていった(略)
(6)書けず
同期発電機が途中で突っかかってしまったため、うろ覚えのまま自動制御を選択。
(1)TIと書いてあるにもかかわらずむだ時間と解答
(2)図示も何故か作図ミス。
あとは非常に焦っていたが、なんとか解答に持ち込む。(5)で色々消えたときは「???」となったが、結果的に良かった。
各小問5点として、
(1):2点、(2):1点、(3):5点、(4):5点、
(5):5点、(6):0点、計18点。
まとめます。
問1:20/30
問4:18/30
→38/60 (得点率:63.3%)
さて、総合結果は如何に。。。