電気はなんで流れるの
「電気」って未だに誤解されることが多いですよね。
間違っても、中学校でオームの法則とか電気の基礎をお勉強していたら、
”○○ボルトの電流が流れて・・・”とか言わないでくださいね。
ボルトは電圧の単位で、電流の単位はアンペアですから。
でも、どうして電流って流れるのでしょう。
電流は電圧の高いところから低いところに流れます。
電流の中身は電子・・・電線の中に無数にある電気を運ぶボールみたいなものです。
ボールは高いところから低いところに転がっていきますよね。
ボールと同じように電子も電線の中で電圧の差があれば、転がろう(流れよう)とします。
電圧と同じような意味で、「電位」という言葉が使われます。
電気の位置エネルギーといえば、簡単ですね。
力学で言えば、”mgh”とかで書くアレです。
電圧が高いといえば、位置エネルギーが高い、高い場所にボールがあるわけです。
実際には、電子の流れと電流の流れって逆なんですが、
とりあえずはそんなこと忘れて、
電圧の差ができたところに電子が流れていくことをイメージしましょう。
これだけです。
僕も、電気が流れるとか言ってはいけませんでしたね。
気をつけます。